消防では、はしご車、救急車も担当しましたし、総務課に勤務したこともありました。勤務地が八千代だったので片道2時間くらい掛けて通勤していました。現場では泊りなのでまだ良いのですが、総務課の時は朝から夕方までの勤務でしたので、朝は4時ごろ起床していました。通勤だけでも相当大変でした。
消防は60歳で定年退職を迎えるのですが、まだまだ元気で働く気でいました。その後のセカンドライフとして色々考えました。そのまま再雇用で消防に残るという手もありました。元々「人に役立つ仕事をしたい」と思って選んだ仕事です。やりがいもあって充実していましたが、反面、やり切ったという思いもありました。だったら他の仕事も良いかなと考えた時に、地元住人の足となって、地元の人の役に立てるバスの仕事を思いついたんです。たまたま、友達にもバス運転手がいたので話を聞きました。その話を聞くうちにバスの運転者の仕事に興味を持ち、日東交通に入社するに至りました。